2026年内刊行予定
グリーンフロートとジュール・ヴェルヌの人工島
江原秀敏 著
- 著者
- 江原秀敏
- 価格
- 価格未定
- 出版年月
- 2026年内刊行予定
- ジャンル
- 科学・材料・歴史
この本について
本企画は、清水建設のグリーンフロート構想とジュール・ヴェルヌの『プロペラ島』を手がかりに、海上にひらかれる未来の都市と、国家の境界を越える共同事業の可能性を考えるものです。人工島を建築や技術の問題だけで捉えるのでなく、人々がどのように共に暮らし、知識と資源を分かち合うかという文明の問いへつなげます。
議論の出発点の一つは、一九〇五年という歴史の分岐点です。日露戦争後のハリマン構想をめぐる経緯を振り返り、国家間の協力が異なる歴史を生み得たのかを問います。そこから、欧州統合、英仏海峡トンネル、日韓トンネル構想など、人と地域を結ぶ取り組みへと視野を広げます。
海面上昇と島嶼国家キリバスの問題、AI時代の都市と仕事、巨大な共同事業が平和に果たし得る役割も、検討の対象です。未来の洋上都市を、孤立した技術的な夢としてではなく、文化と知識が交わる場所として考えます。海を隔たりと見るか、新しいつながりを生む空間と見るか。その問いを通して、国家文明から地球規模の文明へ向かう道を探る出版企画です。二〇二六年内の刊行を予定しています。書影、価格、詳しい発売日は決まり次第お知らせします。
