NAGASAKIYA GEN’EMON PUBLISHING長崎屋源右衛門末裔出版
新型コロナウイルスに思うの表紙
刊行書籍

新型コロナウイルスに思う

板野肯三 著

著者
板野肯三
価格
3,135円(税込)
出版年月
2020年06月
ジャンル
自然・生命
判型
B6
頁数
360頁
ISBN
9784909765390

この本について

令和二年は、新型コロナウイルスに見舞われた年となった。本書の著者が問う、新型コロナウイルスの本質に切り込む異色のエッセイ。サイエンススピリチュアルエッセイシリーズの第32冊目である。 二〇二〇年という時点から、新型コロナウイルスの出現を生命や世界観の問題として受け止めた著者の思索を読む一冊です。登録キーワードには免疫機構、適応性、進化のほか、シュタイナーやエーテル体、アストラル体などの概念が並びます。感染症を扱いながら、著者の関心は人間と自然の関係、寿命、見えない存在をどう考えるかへも向けられています。これらの霊的概念は著者の思想として読むもので、感染予防や治療についての科学的根拠を示すものではありません。刊行当時の問題意識をたどり、危機の中で人が生命の意味をどう問い直したのかを考えるためのエッセイです。 著者の問いを読む際には、観察や経験として記されたことと、そこから生まれた解釈を分けて考えると、問題意識を捉えやすくなります。身近な対象から大きな世界観へ考えを広げるのが、このエッセイの特徴です。答えを暗記するための読み物というより、読者が自身の経験と照らし合わせて問いを深めるための一冊として読めます。日常では見過ごしてしまう出来事に目を向け、何を知っていて何がまだ分からないのかを考える時間を持てることも、この題材の魅力です。自然や人間を理解するために、どのような見方を選ぶのかという問題が、読後にも残ります。
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