NAGASAKIYA GEN’EMON PUBLISHING長崎屋源右衛門末裔出版
父が子に語る最後の長崎屋源右衛門とその時代幕末維新編その二の表紙
刊行書籍

父が子に語る最後の長崎屋源右衛門とその時代幕末維新編その二

江原秀敏 著

著者
江原秀敏
価格
1,540円(税込)
出版年月
2019年12月
ジャンル
歴史
判型
B6
頁数
258頁
ISBN
9784909765307

この本について

先に出版された『父が子に語る最後の長崎屋源右衛門とその時代 幕末維新編 その一』の続編で、この度は「近代的所有」に続いて、「王政復古」を扱う。幕末維新の動乱の中で、近代的所有確立の元になった日本のいわば日本型革命はまさに、この「王政復古」から始まった。最後の長崎屋を担った第11代源右衛門は、この動乱をどのように生き抜いたのだろうか。その興味で物語を追った。 王政復古という政治の大転換を、最後の長崎屋源右衛門の歩みとともに見つめる続編です。著者が関心を向けるのは、体制の変化が近代的所有の成立とどのようにつながるかという問題です。政権や制度をめぐる話を一人の商人の来歴へ結びつけることで、幕末維新を生活や家業の側から考えることができます。前巻の問題意識を受け継ぎつつ、時代の動乱を生き抜くという問いを深めます。長崎屋という家の歴史を知る読者にも、日本の近代化を個人の経験から読み直したい読者にも向く歴史エッセイです。 著者の探究は、家族や次の世代へ歴史をどう語り継ぐかという問題とも結びついています。人物や出来事の名前を知ることから一歩進み、その時代に生きた人々が何を選び、何を受け継いだのかを考える入口になります。歴史上の事実と著者の解釈を読み分けながら、自分自身の歴史を見る視点を深めるための一冊です。家の記憶から国家の歴史へ、また国家の変化から個人の人生へと視線を移すことで、過去が現在の暮らしとどのようにつながるのかを考えられます。
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