NAGASAKIYA GEN’EMON PUBLISHING長崎屋源右衛門末裔出版
X教授との対話 ― 神と人間の共同完成論の表紙
出版中

X教授との対話 ― 神と人間の共同完成論

江原秀敏 著

著者
江原秀敏
価格
1,980円(税込)
出版年月
2026年08月
ジャンル
宗教・思想・精神世界
判型
A5
頁数
217頁

この本について

神はなぜ悪や苦しみを許すのか。人間を創造した神は、その創造を悔いたのか。『X教授との対話―神と人間の共同完成論―』は、こうした問いを対話という形で考える宗教思想の作品です。シンサカナとX教授の語り合いを軸に、地上でのバーベキューの夜、高麗山山荘、そして天上の審判という構想へと場面が広がります。神の存在を論じるだけでなく、神を信じる人間が、世界の不条理や歴史の悲劇にどう向き合えるかを問います。 折口信夫、出口王仁三郎、リチャード・ルーベンスタインという異なる背景の思想家たちが構想に加わり、日本の神々、神の沈黙、創造の責任という問題を多方向から照らします。天上の法廷では、ガブリエル、ミカエル、ルシファーらを含む対話を通して、神と人間の関係を問い直します。思想家や天使の発言は対話作品の表現として受け止め、実際の文献からの引用とは区別して読む必要があります。 中心に置かれるのは、神か人間のどちらか一方に完成を求めるのでなく、両者が関わり合いながら完成へ向かうという「神と人間の共同完成論」です。責任を問うことと和解を求めることがどう結びつくのか。問いを閉じるための答えより、対話を続ける可能性に目を向けます。宗教の違いを越えて、悪、自由、希望、赦しについて考えたい読者に向く一冊です。神を裁くという大胆な構想を通して、人間自身の責任もまた見直す思想的な対話の試みとして紹介します。
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