
刊行書籍
内村鑑三と再臨運動
江原秀敏 著
- 著者
- 江原秀敏
- 価格
- 2,530円(税込)
- 出版年月
- 2025年05月
- ジャンル
- 宗教・思想・歴史
- 判型
- B6
- 頁数
- 346頁
- ISBN
- 9784909765635
この本について
まず内村鑑三と再臨運動の日本及び日本人にとっての意味するところを考えて行きたいと思います。
キリスト教徒にとっての再臨主ではなく、日本人にとっての再臨主とは?
内村鑑三の再臨運動とは日本人にとって何を意味したのか。基督教に本格的に目覚めた内村鑑三は、この運動を通して何を日本及び日本人に訴えたかったのか?キリスト教徒にとっての再臨主ではなく、一般の日本人にとってどのような意義があるものとして内村は再臨運動を展開したのか。運動の思想的軌跡を訪ねたいと思います。内村鑑三が再臨に目覚めて初めて日本人がキリスト教を理解できたと言えると思います。また、バイブルのメッセージの奥義を理解できたと言えると思います。内村の理解を通して今まで論じてきた人物である王仁三郎・賀川・武藤・久保木の流れである思想的本質を理解できるのではないか。このような流れを勘案しながら、内村の再臨運動の意義を扱って行きたい。旧統一教会会長であった久保木は日本における仏教が定着した基盤を持つ立正佼成会の青年幹部であったのですから。
内村が語った再臨への希望を、日本社会に向けられた問いとして読み直す一冊です。信仰を教会内の問題にとどめず、国家、歴史、そして一人ひとりの生き方との関係から考える点に特色があります。著者は出口王仁三郎、賀川豊彦、武藤富男、久保木修己へとつながる自身の問題意識を重ね、異なる宗教的背景の人々が何を求めたのかを探ります。再臨運動を過去の一運動として知るだけでなく、未来への期待が現在の社会をどう見直させるのか、その思想的意味に関心を持つ読者に向く歴史・宗教エッセイです。
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