NAGASAKIYA GEN’EMON PUBLISHING長崎屋源右衛門末裔出版
存在のエネルギーの表紙
刊行書籍

存在のエネルギー

板野肯三 著

著者
板野肯三
価格
2,035円(税込)
出版年月
2019年07月
ジャンル
精神世界・宗教・思想
判型
B6
頁数
228頁
ISBN
9784909765239

この本について

宇宙の根本存在について科学的な表現で語るエッセイ。宇宙論と神学の先にあるのは何なのかということを語っている異色のエッセイ。サイエンススピリチュアルエッセイシリーズの第20冊目。 宇宙の根本に何があるのかを、存在、質量、魂、投影、多層空間という登録キーワードを手がかりに問う一冊です。著者の関心は、宇宙を物の集まりとして説明することから、その物や自己が存在する意味へと向かいます。科学の語彙と神学的な問いを重ねることで、目に見える世界と内面的な経験をどう結びつけるかを考えます。多様性、目覚め、愛という言葉も登録されており、宇宙論が人間の生き方の問題へ近づく点が読書の入口になります。存在についての問いに一つの結論を求めるより、著者の思索の方向をたどりながら自分の世界観を見直したい読者に向くエッセイです。 著者の問いを読む際には、観察や経験として記されたことと、そこから生まれた解釈を分けて考えると、問題意識を捉えやすくなります。身近な対象から大きな世界観へ考えを広げるのが、このエッセイの特徴です。答えを暗記するための読み物というより、読者が自身の経験と照らし合わせて問いを深めるための一冊として読めます。日常では見過ごしてしまう出来事に目を向け、何を知っていて何がまだ分からないのかを考える時間を持てることも、この題材の魅力です。自然や人間を理解するために、どのような見方を選ぶのかという問題が、読後にも残ります。
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