NAGASAKIYA GEN’EMON PUBLISHING長崎屋源右衛門末裔出版
人間はなぜ病気になるのか?の表紙
刊行書籍

人間はなぜ病気になるのか?

板野肯三 著

著者
板野肯三
価格
1,540円(税込)
出版年月
2019年07月
ジャンル
自然・生命
判型
B6
頁数
156頁
ISBN
9784909765215

この本について

著者が自分の体験をもとにして、病気について語るエッセイである。 風邪、インフルエンザ、喘息、アレルギー、漢方、医食同源など、登録キーワードに挙げられる身近な問題を手がかりに、病気の意味を考える一冊です。著者は自分の体験を出発点としているため、読みどころは個人が体の変化をどのように受け止め、どのように言葉にしたのかという点にあります。薬草師、断食、エドガー・ケイシー、ウエットセル、寿命への関心も登録され、健康と生命観のつながりへ問いが広がります。これらは著者の経験や思想として読み、個々の治療の有効性を示すものとは区別する必要があります。健康法の処方を求めるためではなく、病気という出来事が人の暮らしや世界の見方に与える意味を考えるエッセイです。 著者の問いを読む際には、観察や経験として記されたことと、そこから生まれた解釈を分けて考えると、問題意識を捉えやすくなります。身近な対象から大きな世界観へ考えを広げるのが、このエッセイの特徴です。答えを暗記するための読み物というより、読者が自身の経験と照らし合わせて問いを深めるための一冊として読めます。日常では見過ごしてしまう出来事に目を向け、何を知っていて何がまだ分からないのかを考える時間を持てることも、この題材の魅力です。自然や人間を理解するために、どのような見方を選ぶのかという問題が、読後にも残ります。
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