NAGASAKIYA GEN’EMON PUBLISHING長崎屋源右衛門末裔出版
人間はサルから進化したのか?の表紙
刊行書籍

人間はサルから進化したのか?

板野肯三 著

著者
板野肯三
価格
2,035円(税込)
出版年月
2019年03月
ジャンル
自然・生命
判型
B6
頁数
213頁
ISBN
9784909765116

この本について

魂は存在するということを、ひとつの前提として書かれた進化論と発生に関するエッセイである。 魂の存在を前提に、進化と個体発生をめぐる問題を考えた著者のエッセイです。登録キーワードには適応、進化発生生物学、魂の起源が挙げられています。生命の形が変わることをどう説明するかという問いに、存在や精神の問題を重ねる点に特色があります。題名の問いは、生物学的な系統を知ることに加え、人間という存在をどのように理解するのかという著者の関心へつながります。魂という前提やその解釈は、著者の思想的立場として読むものです。進化に関する科学的知見そのものと、生命の意味をめぐる哲学的な問いを読み分けながら、世界観の違いを考えるための一冊として紹介します。 著者の問いを読む際には、観察や経験として記されたことと、そこから生まれた解釈を分けて考えると、問題意識を捉えやすくなります。身近な対象から大きな世界観へ考えを広げるのが、このエッセイの特徴です。答えを暗記するための読み物というより、読者が自身の経験と照らし合わせて問いを深めるための一冊として読めます。日常では見過ごしてしまう出来事に目を向け、何を知っていて何がまだ分からないのかを考える時間を持てることも、この題材の魅力です。自然や人間を理解するために、どのような見方を選ぶのかという問題が、読後にも残ります。
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