NAGASAKIYA GEN’EMON PUBLISHING長崎屋源右衛門末裔出版
父が子に語る長崎屋源右衛門の生涯 【改訂増補カラー版】の表紙
刊行書籍

父が子に語る長崎屋源右衛門の生涯 【改訂増補カラー版】

江原秀敏 著

著者
江原秀敏
価格
5,500円(税込)
出版年月
2018年09月
ジャンル
歴史
判型
B6
頁数
482頁
ISBN
9784909765024

この本について

日本の徳川期260年間はオランダを唯一のヨーロッパ窓口とした。その日本とオランダの交流の舞台となったのは日本橋本石町に店を構えた長崎屋という薬種問屋であった。今日の時代に長崎屋のデータはどこにも残されていない。長崎屋は初代長崎屋から苗字を江原姓で名乗った。初代はどこからきて二代目は何故に阿蘭陀人定宿となったのか。その謎を長崎屋の末裔が追う。 本編はその改訂増補カラー版である。 本書では、オランダとの接点を持った薬種問屋という具体的な場所から、江戸の対外交流へ関心を広げます。末裔が祖先を探す視点は、著名な政治家や外交官を中心とした歴史とは異なる、商人の家の歩みに光を当てます。ウィリアム・アダムス、フランソワ・カロン、日本橋本石町という登録キーワードが、時代と場所をたどる手がかりです。初代はどこから来たのか、二代目がオランダ人の定宿を担うまでに何があったのかという問いを、著者の歴史探究として読みます。カラー版として登録された改訂増補版で、家族史と日本の対外交流史が交わる読み物です。 著者の探究は、家族や次の世代へ歴史をどう語り継ぐかという問題とも結びついています。人物や出来事の名前を知ることから一歩進み、その時代に生きた人々が何を選び、何を受け継いだのかを考える入口になります。歴史上の事実と著者の解釈を読み分けながら、自分自身の歴史を見る視点を深めるための一冊です。家の記憶から国家の歴史へ、また国家の変化から個人の人生へと視線を移すことで、過去が現在の暮らしとどのようにつながるのかを考えられます。
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