NAGASAKIYA GEN’EMON PUBLISHING長崎屋源右衛門末裔出版
父が子に語る長崎屋源右衛門の生涯 【改訂増補モノクロ版】の表紙
刊行書籍

父が子に語る長崎屋源右衛門の生涯 【改訂増補モノクロ版】

江原秀敏 著

著者
江原秀敏
価格
2,750円(税込)
出版年月
2019年01月
ジャンル
歴史
判型
B6
頁数
481頁
ISBN
9784909765079

この本について

日本の徳川期260年間はオランダを唯一のヨーロッパ窓口とした。その日本とオランダの交流の舞台となったのは日本橋本石町に店を構えた長崎屋という薬種問屋であった。今日の時代に長崎屋のデータはどこにも残されていない。長崎屋は初代長崎屋から苗字を江原姓で名乗った。初代はどこからきて二代目は何故に阿蘭陀人定宿となったのか。その謎を長崎屋の末裔が追う。 本編はその改訂増補モノクロ版である。 主要な画像は数点、カラーを維持している。 末裔が祖先の足跡を探すという視点から、江戸の薬種問屋とオランダ人の定宿の歴史を読み直します。御用商人、東インド会社、オランダカピタン、日本橋本石町などの登録キーワードは、一つの家の来歴が日本の対外交流と結びつくことを示しています。初代の出自や、二代目が定宿を担うことになった事情を問うことで、家の記憶と史料の間にある謎へ関心が向けられます。著者の探索を通して、商人の立場から江戸時代を見つめる一冊です。モノクロ版ですが、登録紹介によれば主要な画像の数点はカラーを維持しており、カラー版とは別の登録書籍です。 著者の探究は、家族や次の世代へ歴史をどう語り継ぐかという問題とも結びついています。人物や出来事の名前を知ることから一歩進み、その時代に生きた人々が何を選び、何を受け継いだのかを考える入口になります。歴史上の事実と著者の解釈を読み分けながら、自分自身の歴史を見る視点を深めるための一冊です。家の記憶から国家の歴史へ、また国家の変化から個人の人生へと視線を移すことで、過去が現在の暮らしとどのようにつながるのかを考えられます。
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