NAGASAKIYA GEN’EMON PUBLISHING長崎屋源右衛門末裔出版
父が子に語る『日本書紀』の研究(その三)もう一つの『日本書紀』の王朝論の表紙
刊行書籍

父が子に語る『日本書紀』の研究(その三)もう一つの『日本書紀』の王朝論

江原秀敏 著

著者
江原秀敏
価格
1,980円(税込)
出版年月
2022年09月
ジャンル
歴史
判型
B6
頁数
290頁
ISBN
9784909765581

この本について

父が子に語る『日本書紀』の研究、その(3)である。今までその(1)、その(2)で論じてきた日本人のライターによる『日本書紀』論とは別に、半島系の古代史家や、在日の思想家、歴史家の論述を元に、700年前後に「日本国」が、新国号を以て歴史にデビューするまでの論理構造を論じてみた。ポイントは、『日本書紀』編纂委員会に携わった実際の史人が、どのような眼で日本国史を編纂しようとしたかに尽きるのだが、これを規定するのはなかなか難しかった。金容雲氏、朴 炳植 氏、姜吉玄氏ら、半島系外国人の論説をもとに、出口王仁三郎の戦前の皇国日本との思想的対決をもとに、「日韓の共通父祖が存在する」という王仁三郎の思想的根拠となる歴史事象を追ってみた。 本書の入口となるのは、日本の古代史を誰の視点で語るのかという問題です。編纂された歴史の背後には、国号、王朝、系譜をめぐる選択があります。著者は列島の内部だけに視野を限らず、朝鮮半島との関係を含めて史書の成立を考察します。登録紹介に挙げられる論者の見解と、出口王仁三郎の日韓の共通父祖という発想を重ね、国の成り立ちについての別の読み方を提示します。これらは著者の探究と解釈として読むべき論点です。シリーズの第一巻・第二巻から続く問いを、異なる歴史叙述の比較によって深める続編となっています。
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