
刊行書籍
長崎屋源右衛門末裔シリーズ 父が子に語る 『日本書紀』の研究(その一)
江原秀敏 著
- 著者
- 江原秀敏
- 価格
- 1,815円(税込)
- 出版年月
- 2022年02月
- ジャンル
- 歴史
- 判型
- B6
- 頁数
- 226頁
- ISBN
- 9784909765543
この本について
長崎屋源右衛門の末裔と自覚して執筆を進めている筆者が、最後の長崎屋源右衛門の孫である父から伝え聞いたその出自について探索する中で、その出自のオリジンとされる人物に突き当たり、日本国の成立について関心を持つ。それは、大化の改新を契機に倭国から日本国に国の名称を変えた時代に、変革のためのクーデターをそそのかした人物だった。自分の先祖のルーツをめぐって「日本国」成立の契機となった大変革の時代を主導した人物像のさらなるルーツをめぐって神武天皇にまで探索が及んだ顛末を記す。
本書は、家族の来歴を調べる過程が、日本という国の成立を考える探究へと変わっていく第一巻です。父から聞いた出自を出発点に、著者は政治的変革の担い手や、その人物のさらに古いルーツに目を向けます。登録キーワードには藤原鎌足、藤原不比等、天智天皇、天武天皇、持統天皇、百済などが挙げられています。列島と半島、神話と王統、家の記憶と国家の歴史をどう結びつけて読むのかが、この探索を理解する手がかりになります。父が子に語るという形式は、歴史を次の世代へ手渡すための視点でもあります。既成の説明に疑問を持ちながら古代史を読み直したい読者に向く歴史エッセイです。
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